円山公園(その2)

 

     

 

京都市東山区に位置する円山(まるやま)公園は、開園して130年となる京都で最も古い公園です。昭和6年には国の名勝指定を受け、名勝円山公園となりました。

この円山公園の庭園をおつくりしたのは、私の曽祖父七代目小川治兵衛、そして祖父の八代目小川白楊(はくよう)です。先祖がおつくりしてから100年以上たった今、私はこの庭園の再整備のお手伝いをするメンバーの一人となり、昔とは随分変わってしまったこの庭とはじめて向き合っているところです。

円山公園ができた成り立ち、庭を任された二人はどのようにこの庭をつくったのか、当時の京都市民はこの庭にどのような思いをもっていたのか、そして今後この庭をどうしていくべきなのか、、、等これから私なりの見解、意見を述べさせていただきたいと思っています。私自身のテーマとしては、当時の「植治の庭」の復活です。

皆様のご意見も今後是非お寄せ下さい。

(その2に続く)

11 小川治兵衞

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